2020年6月に開業したふふ奈良。
関西初のふふブランドのホテルです。
ラグジュアリーホテルが少ない奈良にとって待望のホテル。
奈良が地元の我が家子連れ家族もついに宿泊してきました。
このブログでは我が家の宿泊記をもとにふふ奈良の口コミ・感想をご紹介していきます。
この記事の目次
１．ふふ奈良の場所とオススメの周辺スポット
１）ふふ奈良の場所
ふふ奈良は奈良観光地の中心地にほど近い場所にあります。
周辺には、大仏で有名な東大寺や世界遺産の興福寺、春日大社などの神社やお寺があります。
また鹿で有名な奈良公園は歩いてすぐの場所です。
最寄駅の近鉄奈良駅からは徒歩２０分くらいの場所です。
駅から距離があるにも関わらず、無料送迎サービスもなく、結構不便です。
タクシーであれば５分程度なので、タクシーを利用したほうがいいと思います。
車の場合は、ホテルに専用駐車場があるので、駐車可能です。
ちなみにホテルエントランス前には十分な駐車スペースがありません。
少し離れたホテルのレストランの駐車場にとめることで駐車スペースを確保しているようです。
もちろん車の移動はスタッフの方がやってくれます。
レストランは少し離れているのでスタッフさんは大変ですね。
２）オススメの周辺スポット
①東大寺
なんといっても東大寺は鉄板のオススメ施設です。
大仏の姿は圧巻です。
ふふ奈良から徒歩１５分くらいの距離ですが、散策しながら行ってみるのもいいと思います。
仏像に興味がない子供たちも、大仏には子供たちも興奮すると思います。
②奈良公園
鹿で有名な奈良公園。
ふふ奈良からすぐの場所にあります。
公園内を鹿が自由に歩き回っているので、公園内を散策しながらエサやりもできます。
子供たちも鹿と触れあえるので楽しめます。
また近くにはボートも乗れる池があるので、子供たちと乗ってみるのもいいと思います。
３）オススメのレストラン/カフェ
奈良にうまいもの無しと言われますが、実際は美味しいお店がいっぱいあります。
チェックイン前、チェックイン後のランチでの利用でオススメのお店をご紹介します。
①ラ・フォルム・ド・エテルニテ（フレンチ）
近鉄奈良駅から徒歩３分程度の場所にあります。
ふふ奈良で食事を利用する場合、日本料理がメインです。
日本料理ばかりよりも少し洋食も食べたい場合、オススメのフレンチです。
もともと大阪にあったお店ですが、数年前にオーナーの地元奈良に移転。
移転前の大阪時代はミシュラン１つ星を獲得していたフレンチの名店です。
子連れでも行けるカジュアルなお店ですが、本格フレンチが楽しめます！
ランチは完全予約制なので、事前に予約していきましょう。
②さくらバーガー（ハンバーガー）
近鉄奈良駅徒歩１分程度の場所にあります。
食べログ評価では、奈良県内でNo1のハンバーガー屋さんです。
看板商品の「さくらバーガー」と子供サイズの「もみじバーガー」がオススメです。
人気店ですが、お店も小さいのですぐに満席になってしまいます。
早い時間帯に行くと比較的入りやすいです。
③レ カーセ（キッシュ）
春日大社近くにあるキッシュ専門店。
近鉄奈良駅からはかなり距離がありますが、春日大社に訪問する場合にはアクセスがいいです。
人気店にもかかわらず、小さいお店なのですぐに満席になってしまいます。
行く場合は、事前予約がオススメです。
個人的には今まで食べたキッシュで一番おいしいお店。
子供も食べられるキッシュもあるので子連れでも安心です。
④その他
その他、子連れではいけないですが、以下のお店もオススメです。
２．施設レビュー 有名建築家デザインのホテル
2021年4月にふふ京都ができましたが、それより前にできたふふ奈良は関西初ということで気合十分。
国立競技場などを手掛けた有名建築家隈研吾氏にデザインしてもらうほどの力の入れようです。
ふふグループ渾身のホテルの施設紹介をしていきます。
１）ホテルレビュー
宿泊棟とレストラン「滴翠」は別の棟になっています。
ホテルは2階建てで、客室数は30室と小規模なホテル。
全室スイートルーム仕様で、すべての部屋に天然温泉の露天風呂がついています。
温泉露天風呂が全室についているというのは、なかなかないですね。
お風呂は竹林に囲まれているので、マイナスイオン満載です。
受付はこんな感じでおしゃれ感満載です。
チェックインは、ロビー階にあるBarでチェックイン手続きをしました。
ウェルカムドリンクも用意してくれました。
ロビーにはちょっとしたスペースやお土産コーナーがありますが、どれもおしゃれです。
お香もたかれていて、ロビー全体がいい香りで包まれています。
宿泊棟とレストランは竹林と日本庭園でつながっています。
ホテルとしての見どころはこの竹林と日本庭園。
庭を散歩しながら、ゆったり過ごすことができます。
２）お部屋レビュー スタイリッシュスイート
今回は一休でスタイリッシュスイートという部屋を予約しました。
スイートですが一番リーズナブルなお部屋。
でも70平米以上あるので、広々していました。
まずは入口。
最初に目に入るのはこちらの木。
いい感じにお部屋をいい香りにしてくれています。
玄関脇にはトイレと食器を入れるボックスがあります。
トイレも広々していてよかったです。
食器を入れるボックスは、前回宿泊したふふ京都にもありました。
使ったコップなどをここに入れておくと回収してくれて新しいコップを準備してくれます。
コップの使いまわし問題を解消してくれる素晴らしいサービスですね。
ふふにはスタンダードな設備のようです。
続いてお部屋にいきましょう。
リビングスペースには大きなソファーがあります。
ゆっくりテレビを見ることができます。
テレビではVODやYouTubeを見ることができます。
DVDプレイヤーもあるので、DVDを持参すれば視聴できます。
続いてベッド。
ツインのお部屋でしたが、子供がいるので繋げてくれていました。
おかげで家族４人で広々と寝ることができました。
続いて飲み物類。
飲み物は値札のついているもの以外は無料。
高いお酒はお金がかかりますが、ビールは無料。
子供用のソフトドリンクは無料でした。
続いて洗面所。
洗面所の床は床暖になっているので、ほんのり暖かくなっています。
防水タブレットも置いているのでお風呂に持って行ってテレビを見ることもできます。
シャワーブースはこちら。
何よりよかったのが、やはりお風呂です！
かなり広々したお風呂なので体を伸ばせます。
タブレットを見ながら、ゆっくり温泉を楽しみました。
温泉の温度は４２度に設定されていますが、調整してもらえます。
子供には少し熱いので４０度に変更してもらい、ちょうどいい温度で入ることができました。
３）アメニティレビュー
続いてアメニティも見ていきましょう。
こちらは日用品回り。
子供用の歯ブラシやコップも用意してくれています。
ドライヤーは強力な風力でおなじみのダイソン。
浴衣も大人用と子供用があります。
サイズはぴったりのものを用意してくれていましたが、サイズ変更もできるようです。
大人用には浴衣以外に、パジャマとバスローブがついています。
そしてこちらがふふのスタンダードアイテムの小袋。
浴衣で部屋を出るときに携帯や部屋の鍵を入れる袋ですが、とてもかわいいです。
クローゼットのかごには携帯の充電器が入っていました。
全般的にいいものを用意してくれているので大満足です。
３．ふふ奈良の食事＆レストラン
ふふ奈良のレストランは日本料理の「滴翠」のみ。
夕食・朝食ともにこの滴翠で食事することになります。
夕食と朝食は宿泊者のみの利用ですが、ランチは宿泊者以外にも開放しています。
ランチについては手ごろな価格で食べられるので人気があります。
１）夕食レビュー
夕食は滴翠の２階で頂きました。
2階は主に簡易なパーテーションで区切られた半個室のようなスペースになっています。
完全個室ではないので周りの声が結構聞こえます。
この日は子連れが多かったようで、周りからは声が聞こえてきました。
うちも子連れなので気を遣わずに済みました。
子供はメニューは無しですが、ご飯とみそ汁はつけてくれます。
大人のメニューを分けてもよかったのですが、大人のメニューが、かなり大人メニューだったので、別で唐揚げを注文しました（１個220円）。
そして大人のメニューはこちら。
ものによっては意見が分かれる料理もあるかもしれないですが、個人的にはどれも美味しかったです。
ボリュームは少し多すぎるくらいでした。
２）朝食レビュー
朝食は滴翠１階で食べました。
こちらは完全個室だったので、周りの声も気にせず食べられました。
子供は夕食と同じでご飯とみそ汁は無料でついてきます。
ただ、朝食も子供たちにあう料理が少なかったのでこちらも別の料理をお願いします。
卵焼き、コロッケ、ソーセージであれば用意できると言うことだったので、コロッケを注文。
こちらは追加料金無しで対応してくれました。
大人メニューはこちら。
結構、癖のある料理もあるのでこちらも好みが分かれるかもしれません。
個人的には西京焼きが特に美味しかったです。
子供たちも西京焼きは美味しそうに食べていました。
４．その他（アクティビティ・ホスピタリティ）
１）アクティビティ
ホテル宿泊ではアクティビティを楽しみにされている方も多いかと思います。
でも、ふふ奈良は目が飛び出るほど料金が高いので、我が家には手が出ませんでした。
逆に、こんな料金でやる人いるのかなという感じです。
一応、アクティビティお値段表も記載しておきます。
| アクティビティ | 料金(１名の料金) | 時間 |
|---|---|---|
| 朝の春日大社参拝と 奈良公園ガイドウォーク | 1名：17,000円 2～3名：9,000円 4～6名：5,500円 | 8:00～10:30（2.5h） |
| 朝の東大寺ガイドウォーク | 1名：17,500円 2～3名：9,500円 4～6名：6,000円 | 8:00～10:30（2.5h） ※秋・冬は 8:30開始 |
| 春日山原始林ハイキング 旧柳生街道「滝坂の道」コース | 1名：33,000円 2～3名：17,500円 4～6名：11,000円 | 10:00～13:00（3h） |
| 春日山原始林ハイキング 早朝の若草山で森林浴コース | 1名：37,000円 2～3名：19,500円 4～6名：13,000円 | 7:00～9:00（2h) |
奈良大和路人力車体験 三笠プラン | 1名：12,000円 2名：20,500円 | 1時間 |
| 奈良大和路人力車体験 若草プラン | 1名：24,000円 2名：40,000円 | 2.5時間 |
奈良大和路人力車体験 高円プラン | 1名：33,000円 2名：55,000円 | 3.5時間 |
| 奈良大和路人力車体験 春日プラン | 1名：42,000円 2名：70,000円 | 4時間 |
| 華道文化プログラム 初級プログラム | 1名：17,000円 2～3名：14,000円 4～6名：11,000円 | 13:00～15:00（2h） |
| 華道文化プログラム 中級プログラム | 1名：20,000円 2～3名：17,000円 4～6名：13,500円 | 13:00～15:00（2h） |
華道文化プログラム 上級プログラム | 1名：23,000円 2～3名：19,500円 4～6名：16,500円 | 13:00～16:00（3h） |
２）ホスピタリティ
スタッフの方は若い方が多かったですが、皆さんとても一生懸命おもてなしをしてくれました。
こちらからの要望に対しても、しっかり応えて頂きました。
最上級レベルとまではちょっと言えないですが、ラグジュアリーホテルにふさわしいサービスでした。
５．予約・料金
今回の予約はいつも愛用の一休.com。
それ以外でも、じゃらんや楽天トラベルでも予約可能。
ふふ奈良は基本的にあまり値下げしないので、どこで予約しても大体料金は同じ水準。
一休.comの現金値引きが個人的には好きなので利用していますが、Pontaポイントを貯めていればじゃらん、楽天ポイントを貯めていれば楽天トラベルがいいと思います。
一休.comでの予約はこちらから＞＞＞
じゃらんでの予約はこちらから＞＞＞
今回の宿泊料は以下の通りです。
１２歳以下の子供は一律1,650円がかかりますが、２名まで添い寝可能。
週末だと外資系の高級ホテルは夕食抜きで10万円くらい。
施設のクオリティは外資系高級ホテルと遜色ないので、夕食付でこの値段であればお得です。
６．まとめ
非常に大満足のふふ奈良でしたが、最後によかった点と悪かった点をまとめておきます。
- ホテルのラグジュアリー感
- 部屋の温泉露天風呂は最高
- 静かに落ち着いた空間
- 観光地に近い立地
- 電車でのアクセスは不便
- 子供が楽しめるコンテンツは少ない
- アクティビティの料金が高い
ラグジュアリー感や落ち着いた空間に大人たちは大満足でした。
ただ、子供たちは遊べるものが少ないのでちょっと退屈してしまうかもしれません。
それは、ふふ奈良というよりも奈良自体が子供が楽しいコンテンツに乏しいからだと思います。
でも、子供連れの家族も多く宿泊していて、皆さん幸せそうな顔をしていました。
地元奈良にもこういうホテルが今後も増えてくると嬉しいです。
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