高級ホテルを楽しむのに欠かせないのが宿泊予約サイト。
現在、宿泊予約サイトは無数にありますが、それぞれサービス内容に特徴があります。
その中でも、高級ホテルに100件以上宿泊してきた経験から筆者がオススメするのは一休.comです。
その理由は主に以下の3点です。
- 高級ホテルの掲載数が多い
- ポイント即時利用ができる
- 最上位会員(ダイヤモンド会員)の特典が充実している
このブログでは一休.comの特徴とダイヤモンド会員の特典の魅力・具体例をご紹介していきたいと思います。
特にダイヤモンド会員の特典は、ダイヤモンド会員にならないと見ることができないので、是非とも参考にしてみて下さい。
この記事の目次
1.一休.comの特徴
1)一休.comってそもそも何?
一休は宿泊とレストラン予約に特化した予約サイトです。
他の宿泊予約サイトには宿泊以外にも航空券やレンタカーなどの幅広く宿泊関連サービスも取り扱うものもありますが、一休は宿泊とレストラン予約のみになります。
宿泊はホテルだけでなく旅館や貸別荘なども幅広く取り揃えています。
2)一休.comの特徴
①高級ホテルの掲載数が多い
一休の特徴の1つ目はラグジュアリーなホテル・旅館の掲載数が多いという点です。
ネットで一休を検索すると「一休.com公式サイト/高級ホテル・旅館予約サイト」と出てくるので、一休自身も自分たちのビジネスを高級路線に特化したサービスとして位置付けています。
ビジネスホテルやカジュアルなホテルも載っていますが、高級ホテル・旅館が多いです。
代表的なその他の宿泊予約サイトであるじゃらんと楽天トラベルと比較してみましょう。
筆者の住む関西でホテル激戦区といえば京都です。京都の高級ホテルの代表例として以下の3つのホテルを見てみましょう。
- アマン京都
- リッツカールトン京都
- パークハイアット京都
この3つのホテルの各宿泊予約サイトでの掲載状況は以下の通りです。
予約サイト | アマン京都 | リッツカールトン京都 | パークハイアット京都 |
---|---|---|---|
一休 | 〇 | 〇 | 〇 |
じゃらん | × | 〇 | × |
楽天トラベル | × | 〇 | × |
2020年11月時点の情報ですが、一休では3つすべてが予約可能です。一方、じゃらんと楽天トラベルはともにリッツカールトン京都のみ予約可能です。このように高級ホテルを幅広くそろえているのが一番の特徴です。
②ポイントの即時利用ができる
一休のもう1つの特徴がポイントの即時利用が可能という点です。
じゃらんや楽天トラベルと同様、一休も利用するとポイントが付与されます。
じゃらんと楽天トラベルはそれぞれPontaポイントと楽天ポイントがもらえますが、そのポイントを利用できるのは次回の予約からになります。
一方で一休は最初の予約時からポイント即時利用が可能です。
以下はフォーシーズンズ京都を利用した際の明細です。
この時はキャンペーンで20%以上のポイント付与がありました。
ポイントでもらうこともできますが、値引きしてもらったほうがありがたいので、毎回ポイントは即時利用しています。
2.一休.com ダイヤモンド会員になるには?
1)一休のダイヤモンド会員とは?
最近の宿泊予約サイトは利用額に応じた会員グレードをつけて、自社サービスへのロイヤルティを高める戦略を取っています。
一休はもちろんのこと、前述した楽天トラベルやじゃらんも同様にそういった会員ランク制度を取っています。
一休には以下、4段階の会員ランクがあります。
- レギュラー ・・・ 利用金額が5万円未満
- ゴールド ・・・ 利用金額が5万円以上
- プラチナ ・・・ 利用金額が10万円以上
- ダイヤモンド ・・・ 利用金額が30万円以上
ダイヤモンド会員は最上位の会員ランクになります。
2)ダイヤモンド会員の条件
それではダイヤモンド会員になるための条件を見ていきましょう。
一休のダイヤモンド会員以下の条件をクリアする必要があります。
- 6か月間の一休での利用金額が30万円以上
- 対象となる6カ月は4~9月か10~3月の期間
それぞれの条件について説明していきます。
①6か月間の一休での利用金額が30万円以上
利用金額は、対象期間中の一休での予約金額合計になります。
一休で予約可能なレストランなども計算対象になります。
利用金額はポイント割引後の金額ではなく、割引前の金額が適用されます。
例えば5万円の宿泊予約でポイントで5千円割り引かれた場合、4万5千円ではなく、5万円が利用料金としてカウントされます。
割引が大きいGo Toキャンペーンなどの適用があった場合でも割引される前で計算してくれます。
非常にありがたいですね。
また、あくまで一休での予約金額が対象になるので、現地での支払等は対象外になります。
例えば予約金額が5万円だったとします。宿泊施設で食事などを追加して部屋付けにして、支払ったとしてもそれはカウントされません。
あくまで一休が認識している予約金額5万円のみカウントされて計算の対象となります。
②計算対象の6カ月は4~9月か10~3月
計算対象期間は4~9月か10~3月のいずれかの期間の利用金額になります
例えば、7~12月の間に30万円利用しても、10~3月に20万円のみの利用だとダイヤモンド会員にはなれません。
サイト上で一休の会員になると、どれだけの利用があるか確認できます。
3)ダイヤモンド会員の適用期間
会員ランクの適用開始は計算対象期間の翌月7日になります。その日から6か月間、その会員ランクが適用されます。
計算期間が4~9月であれば10月7日~4月6日
計算期間が10~3月であれば4月7日~10月6日
次の計算対象期間中にそのランクで必要な利用金額を使わないとランクが下がります。ただし、利用額がどれほど少なくてもランクが下がるのは1つだけです。
例えば、ダイヤモンド会員だった人が次の6か月で5万円未満だったとします。5万円未満の利用額は通常レギュラー会員ですが、一つ下のプラチナに下がるだけです。
3.一休.com ダイヤモンド会員特典
一番のポイントであるダイヤモンド会員の特典について説明していきます。
ダイヤモンド会員になると3つのメリットがあります。
- 割引率が高い
- ダイヤモンド会員特典がついてくる
- ダイヤモンド会員限定のスペシャルオファーがある
それぞれ具体的な内容を見ていきましょう。
1)割引率
割引率は会員ランクと現地決済かカード決済かで異なります。
会員ランク | 現地決済 | カード決済 |
---|---|---|
レギュラー | 1% | 2% |
ゴールド | 1.5% | 3% |
プラチナ | 2% | 4% |
ダイヤモンド | 2.5% | 5% |
この割引率は常に適用されるのでダイヤモンド会員の5%は魅力的ですね。
2)ダイヤモンド会員特典の具体例
ダイヤモンド会員特典としてホテル側からプレゼントがあります。
プレゼントはものであったりサービスであったりします。
ホテルによって内容は全然違いますが、以下の特典一覧でほぼ9割くらいをカバーしていると思います。
特典 | 内容 |
---|---|
ウェルカムプレゼント | ワインやフルーツ、アメニティをプレゼントしてくれることが多いです。 |
レイトチェックアウト | チェックアウト時間が1時間伸びるのでゆっくりできます。 |
アーリーチェックイン | 1時間早く入れるのでホテルでゆっくりしたいときにうれしいです。 |
駐車場無料 | 駐車場代も数千円することが多いので、正直これが一番うれしいです。 |
ホテルクレジット | ホテル内で利用できるクーポン的なもので、レストランやエステなんかで使えます。 だいたい3,000~5,000円くらいが多いです。 |
お土産 | 地方のホテル・旅館でよくある特典です。地域の名産品などをもらえます。 |
宿泊施設によって異なりますし、複数用意しているところもあります。
特典別にどういったホテルが特典を用意しているかもまとめてみました(2021年6月時点)。
特典 | ホテル具体例 |
---|---|
ウェルカムプレゼント | フォーシーズンズホテル東京、ANAインターコンチネンタル石垣リゾート、フサキビーチリゾート、マンダリンオリエンタル東京、ペニンシュラ東京 |
レイトチェックアウト | ハレクラニ沖縄、フォーシーズンズホテル東京、パレスホテル東京、フサキビーチリゾート、フサキビーチリゾート、マンダリンオリエンタル東京、ペニンシュラ東京 |
アーリーチェックイン | パレスホテル東京、マンダリンオリエンタル東京 |
駐車場無料 | ハレクラニ沖縄、フォーシーズンズホテル東京、パレスホテル東京 |
ホテルクレジット | ハレクラニ沖縄、ANAインターコンチネンタル石垣リゾート、フサキビーチリゾート、マンダリンオリエンタル東京、アマネム、ペニンシュラ東京 |
上記は一休の人気ランキングトップ10(2021年6月時点)の中でダイヤモンド会員特典があるホテルを上げています。
トップ10のうち8ホテルがダイヤモンド会員特典を用意していました。
高級ホテルではかなりの確率でダイヤモンド会員特典があります。
3)スペシャルオファー
スペシャルオファーはメールで通知されます。
以下はザ・ペニンシュラ東京のスペシャルオファーの例です。
ポイントが20%を即時利用すれば20%オフで利用できます。
スペシャルオファーはポイント付与が何倍にもなったり、特典がグレードアップされたりします。
頻繁に届くわけではありませんが、時折とんでもない格安プランを提示してくれます。
また通常のプラン画面でも特別な宿泊プランが表示されることもあります。
ゴールド会員以上になると特別な料金プランを準備してくれますが、ダイヤモンド会員にはさらに好条件のプランが提示されることがあります。
4)特典以外のメリット
ここは筆者がダイヤモンド会員になった感想です。
それは、一休のダイヤモンド会員であると、ホテル側が一目置いてくるという点です。
その結果、おもてなしされるレベルが一段あがってきます。
これはもしかすると、こちらの勘違いかもしれませんが、過去いろいろなホテルに泊まってきて感じた印象です。
なぜそう感じるのか僕なりに分析してみました。
興味があれば読んでみて下さい。
①ホテル業界での一休の位置づけ
一休はホテル業界、特に高級ホテルにとって他の予約サイトよりもワンランク上と見なされていると思われます。
なぜなら一休の特徴でも書きましたが、一休のみにしか載せていないホテルが結構あり、これは一休であれば上客を集客してくれる可能性が高いとホテル側が判断しているからです。
高級ホテルになればなるほど上客を集客してほしいというニーズは高まります。
さらにその一休の中でも、ダイヤモンド会員はかなり高い条件でないとなれません。
つまりホテル側は、ダイヤモンド会員は上客中の上客と判断しています。
その結果として、ダイヤモンド会員にはいろいろな特典を付けて喜ばせようとしているわけですね。
②期待できるリピーター
ダイヤモンド会員は宿泊施設にそれなりにお金をはらうお客さんです。だから今後もまた来てもらえる可能性が高くなります。そして上客であればホテル側としてはリピーターになってほしいとなります。
リピーターになってもらうためにはホテル側も頑張っていろいろサービスします。その結果、ホテルから一目置かれて、おもてなしレベルがあがるということになります。
お客さんへの一律のサービスを提供することが望ましいですが、ホテルもビジネスです。ホテルもまた来てほしいお客さんがいるので、サービスに差がつくのは当然です。
4.一休.com ダイヤモンド会員になるコツ
正直、6か月間で30万円を維持するのは結構大変ですよね。筆者も家族旅行用に貯金していますが、30万円は結構大変です。それでもここ数年はダイヤモンド会員を維持しているので筆者なりの工夫をご説明します。
1)両親を巻き込む
家族旅行に自分の両親も巻き込むことで利用額を膨らませることができます。
もちろん宿泊予約は両親分もこちらで請け負います。
そうすることで2組分の予約になるので、大体2倍の利用金額をゲットできます。
少なくとも両親分は自分たちで払ってもらうように伝えておく必要があります。
それでも孫たちと旅行に行けるだけで喜んでくれるので親孝行にもなりますよ。
2)レストランの利用
一休は宿泊予約以外にレストラン予約もやっていますので、レストラン予約でも利用金額に加算されます。
ですので、普段のレストランの利用もこまめに一休で予約しています。
また宿泊の場合と同様、両親も誘って出かけることで利用額を増やせます。
会社の飲み会のときや友達の家族なんかも誘ってご飯食べに行くときも使えますね。
予約をするという手間を進んでやってくれて感謝されるので一挙両得です。
3)セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード
手っ取り早くダイヤモンド会員を取得する方法は、セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードというクレジットカードを作ることです。
上述の適用期間内限定ですが、利用額の条件なしでダイヤモンド会員になれます。
適用期間終了後は一休の利用額に応じた会員ランクになります。
ビジネスカードですが個人でも作成可能です。
ただし、年会費22,000円(200万円以上の利用で11,000円)がかかるので正直ダイヤモンド会員のためにこのクレジットカードを作るのはオススメしません。
ちなみに、「ダイナースクラブ プレミアムカード」というクレジットカード会員もダイヤモンド会員になれます。
このカードの年会費は143,000円なのでさらにオススメしない方法です。
5.まとめ
今回は筆者がいろいろな宿泊予約サイトを利用してきた中でオススメの一休.comについて紹介してきました。
ただ宿泊予約サイトはいろいろあります。
自分のライフスタイルにあったものを選んで、極力1つに集中したほうがいいと思います。
ひとつに集中することで得られるメリットを各サイトが用意してくれるからです。
是非とも自分にあったサイトを見つけてみて下さい!
コメント
[…] ただ一休のダイヤモンド会員だったのと、平日で部屋が空いていたため部屋のアップグレードをしてもらえました。 […]