淡路島への家族旅行で「淡路島牧場」に行ってきました。淡路島牧場は乳搾りやバター作りなどの楽しい体験ができます。我が家の体験をもとに、普段は体験できない貴重な体験ができる淡路島牧場の遊び方・楽しみ方をご紹介していきたいと思います。
この記事の目次
1.施設のご紹介
淡路島牧場は淡路島の南、南あわじ市にあります。大阪や神戸から明石海峡大橋を渡ってさらに約30分くらい高速で南に進み、洲本ICを下りてから約15分くらいかかります。
同じエリアには「イングランドの丘」もあり、車で5分くらいでいけます。我が家は以下のような旅行プランでした。
1日目 イングランドの丘で遊ぶ → あわじ浜離宮 別荘 鐸海に宿泊
2日目 淡路島牧場で遊ぶ → 帰宅
あわじ浜離宮から淡路島牧場までは15分程度なのでアクセスは非常に便利でした。
コロナの影響もあり1週間前まで休園していたようですが、ようやく再開されていたので非常にタイミングがよかったです。
牧場内に駐車スペースがあり、無料で駐車できます。
牧場なので当然ながらたくさん牛がいます。牧場特有の臭いはしますが、すぐに慣れてきます。
牧場の真ん中にピックランド館というのがあり、各種体験はそこで受付しているので、まずはピックランド館に行って体験の申込をしましょう。
体験以外にもソフトクリームを食べることができたりBBQもできたりするようです。濃厚なソフトクリームはとても人気があり、かなりのお客さんが買っていました。3月上旬のまだ寒い時期だったのでBBQしている人はいませんでしたが、牛を横目に見ながらお肉を食べるのは若干気が引けるようにも思いました。
施設自体は基本的に普通の牧場なので、地面はしっかり舗装などはされていなくて、土や砂になっている場所が多いです。また臭いも結構臭いのであまり小綺麗な格好で行くのではなく、カジュアルな服装で行くことをオススメします。
我が家は3月上旬の土曜日の午前中10時に行きましたが、それほど混んでいませんでした。おそらくもう少し暖かくなってくると淡路島を訪れるお客さんが増えるので、そうなると週末はもう少し混んでくるかもしれないですね。
2.体験の種類
淡路島牧場でできる体験の種類と料金は以下のような感じです。
体験 | 料金(大人:中学生以上) | 内容 |
---|---|---|
乳搾り体験 | 大人700円/子供600円 | できる時間:10:30~12:00/13:30~15:00 |
バター手作り体験 | 大人820円/子供720円 | 乳搾りとセットで大人1,420円/子供1,200円 |
乳飲まし体験 | 1本500円 | 仔牛に牛乳を飲ませる体験 |
どろんこ体験 | 1人1,100円 | 季節の野菜の収穫体験(要予約) |
ポニーのメリーゴーランド | 1回600円 | ポニー乗馬体験(9:30~12:00/13:00~15:30) |
今回我が家は今回どろんこ体験以外の体験にチャレンジしてきました。
どろんこ体験は季節によってできたりできなかったりなので気になる方は牧場に直接確認してみてください。
ちなみに乳搾り体験とポニーのメリーゴーランドは4歳未満だとできません。我が家は5歳と3歳の子供2人なので3歳の子はどちらもできませんでした。ただ、3歳の子はどっちも怖がっていたので、いずれにしてもできなかったと思います。それと乳搾りは身長制限もあるので注意してください。
それぞれ体験できる時間や開始時間があるので計画的に行くのがオススメです。
我が家は朝10時くらいに行って受付をしてから、次の順番でやりました。
乳飲まし体験 → ポニーのメリーゴーランド → バター手作り体験 → 乳搾り体験
この順番だと、どの体験もほとんど待つことなくできたのでとてもよかったです。おそらく朝は混んでもいないのでオススメです。
それでは我が家が体験した順に各体験をご紹介していきます。
3.乳飲まし体験
乳飲まし体験は、仔牛に専用の哺乳瓶で牛乳を飲ませる体験です。
人間の赤ちゃんが飲むようなサイズの哺乳瓶に専用の乳首がついたものを渡されます。仔牛はとてもおなかが空いているようで、哺乳瓶を持って行くと柵の中から首を出してきます。
注意しないといけないのは、すごい力で牛乳を飲んでいくのでしっかり哺乳瓶を持っていないと、哺乳瓶を仔牛に持って行かれてしまうことです。我が家は子供だけだと持って行かれてしまいそうだったので、奥さんと娘の2人態勢で乳飲ませしました。
ものすごい勢いで飲むので15秒くらいで全部飲み切ってしまいます。一瞬で終わってしまいますが、なかなか面白かったです。
4.ポニーのメリーゴーランド
淡路島牧場の前日にはイングランドの丘でも遊んでおり、イングランドの丘で親子で乗馬体験をしていた娘は乗馬に慣れていたので、ポニーのメリーゴーランドもやってみたいということで乗ってみました。
体験できるのは4歳以上です。
ポニーがメリーゴーランドの馬のように機械に固定されていて、お客さんがポニーに乗ると係りの人が機械のスイッチを入れます。そうすると機械が動き出すのでそれに合わせてポニーも動き出すという仕組みです。
ポニーはとてもおとなしいので、穏やかに歩いてくれます。
3周回ると終了します。約5分くらいですかね。
ちょっと怖がるお子さんもいるかもしれませんが、うちの娘もかなりの怖がりなので、大丈夫だと思います。なかなか馬に乗る機会はないので、いい経験になると思います。
5.バター手作り体験
今回の体験で一番時間と体力を使うのが、バター手作り体験です。
バター手作り体験と乳搾り体験を両方体験する場合は、セットにすると安くなるので、今回セットで申し込みました。乳搾り体験で搾った牛乳を使ってバターの手作りするのかと思いましたが、バター手作り体験は乳搾りよりも前に体験したので、二つの体験は全くバラバラに行うことになります。
係りの人が準備してくれるカップの中に、牛乳とクリームが入っていて、それをひたすらシェイクすることでバターができてきます。バターの作り方は係りの人が説明してくれるのでそれに従って行えばいいだけです。小さいお子さん1人でシェイクし続けるのは大変なので、どのお客さんも家族総出でシェイクしていました。
説明やシェイク時間も含めて約30分くらいでバターが出来上がります。
バターができるとそれをクラッカーにのせて食べます。衛生上の問題だと思いますが、持ち帰りはできません。少ししか取れないのでクラッカーにつけて食べて十分です。塩を入れていないのであまり味がしないですが、クラッカーの塩が聞いているので美味しく食べられます。
バターがどうやってできるのか学ぶことができるので、教育的にもいい体験だと思います。
6.乳搾り体験
今回最も体験したかったのは乳搾り。おそらく多くのお客さんが体験したいと思っていくのではないでしょうか?
なかなか乳搾りを体験できる機会はないですし、小さいころからこういう体験をすることでいろいろなことを学んでほしいと思い、淡路島牧場に来たのもあるので一番楽しみでした。
乳搾りは体験できる時間が他に比べて限られているので注意してください。
乳搾りをする乳牛は思ったより大きく正直ちょっとビビります。大人でも大きいと感じるので、子供からしたらちょっとした怪獣に見えるのではないでしょうか。
実際、うちの娘も楽しみにしていたのに、実際牛の大きさに怖がってしまい最初はできませんでした。ちなみに前に並んでいた小学生くらいの女の子も怖くてできなくなっていました。
ちょっと牛が動いたりすると係りの人が牛のお尻を叩いたりなでたりして、落ち着かせるようにします。それがさらに恐怖を助長するような感じです。
また乳搾りをするときにあまり牛の体の下まで行ってしまうと牛が足で蹴ったりすることがあるので、絶対に緑の台より前に出ないようにと言われます。
うちは娘が最初できなかったので、まず奥さんがやって見本を見せてから、奥さんと妻が一緒にやりました。本当は親がやるとその分の料金を払わないといけないのですが、子供が怖がっているのでそのあたりは大目に見てくれたようです。
実際にやった感想は「柔らかくて気持ちがよかった」と言っていました。僕はやっていないので分からないですが、少なくとも娘には思い出として残ったと思います。
親としては小さい頃からこういった体験・経験をさせてあげることが子供の成長につながると思っているので、少し怖かったけど体験ができてよかったと思います。
7.まとめ
淡路島牧場では、乳製品がどうやってできるのか、実際の牛を見たり、乳搾りを体験したり、バターを作ったりして、学ぶことができます。普段食べているものがどのように作られているか分かると、普段の食事もありがたみを感じることもできます。
子供達が楽しめるという点でも教育的な観点でもとてもおすすめな遊びスポットだと思います。一通り遊ぶのに1時間程度で十分なので、気軽に行ける施設です。興味がある方は是非足を運んでみて下さい。
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