2021年9月に開業したヒルトン最上級ブランド 「ROKU KYOTO(ロク京都)」。
話題のサーマルプールや朝食、周辺グルメなど、このブログでは子連れ家族によるROKU KYOTOの宿泊記・口コミをご紹介します。
ROKU KYOTOに宿泊を考えている方の参考になれば嬉しいです。
この記事の目次
1.ROKU KYOTOの場所とオススメの周辺スポット
1)ROKU KYOTOの場所
ROKU KYOTOの場所は、京都の中心地からは少し外れたエリアで京都市の北部。
結婚式場やレストラン、ホテルなどが入るしょうざんリゾート京都という複合施設内にあります。
ホテル周辺に駅は無く、京都駅からは車で30分、最寄駅「北大路駅」からも車で13分。
送迎も無いので電車の場合は、結構不便です。
車の場合は、ホテルに専用駐車場への駐車が可能。

駐車料金は1泊1,000円。
ちなみに、バレーサービスを利用して車を出し入れしてもらう場合は、1回の出し入れで2,000円。
駐車場はエントランスから歩いて20秒。
出し入れしてもらわなくても全然問題なし。
1回出し入れする料金が駐車料金よりも高いので、利用する人がいるかどうかは疑問です。
2)オススメの周辺スポット
①金閣寺

なんといっても金閣寺は鉄板の観光スポット。
ROKUからは車で5分もかからない程度。
徒歩だと30分くらいかかりますが、散策しながら行ってみるのもいいと思います。
②しょうざんリゾート京都
ROKU KYOTOのあるリゾート施設「しょうざんリゾート京都」にはきれいな園庭があります。

四季折々の風景が楽しめるので散策するにオススメです。
園庭は通常入園料がかかりますが、ROKU KYOTOの宿泊者はルームキーのケースを見せれば無料で入れます。
3)ROKU KYOTOの周辺グルメ
ROKU KYOTO周辺のグルメもご紹介します。
宿泊の際の参考にして頂ければと思います。
①おがわ(蕎麦)
ミシュランで1つ星を獲得したこともある蕎麦屋「おがわ」。

大人気にもかかわらず小さなお店なのですぐに行列ができます。
粗挽きの細い蕎麦が美味しいです。

売り切れ次第、営業も終了してしまうので、早めに行くことをオススメします。
②洛叉庵(和菓子/わらび餅)
おがわのすぐ近くにある和菓子屋「洛叉庵」。

食べログでは京都のスイーツでトップ10に入る名店です。
プルンプルンのわらび餅は絶品。

注文をもらってから作り始めるので完全予約制。
事前に予約してから訪問してください。
③クロア(パン)
ROKU KYOTOから歩いて5分くらいの場所にあるパン屋「クロア」。

こちらも食べログの京都のパン屋さんでトップ10に入るお店です。
ハードパンが有名で、外はカチカチ、中はもちもちの黒豆パンが美味しかったです。

ROKU KYOTOからは裏道を通っていけます。
ホテルの方に行き方を教えてもらってください。
4)その他(しょうざんリゾート京都内)
ROKU KYOTOの入るしょうざんリゾート京都にもレストランがいくつかあります。
今回我が家は夕食でわかどりを利用しました。


ROKU KYOTOにもレストランがありますが、かなりお高いお値段。
一方、しょうざんリゾート内のレストランはリーズナブル。
ROKU KYOTOからも歩いてすぐなので、夕食はサクッと安く抑えるにはオススメです。
2.ROKU KYOTO 施設紹介
ヒルトンの最上級ホテルということもあり施設のラグジュアリー感は素晴らしかったです!
ここからはROKU KYOTOの施設をご紹介していきます。
以下のYouTube動画も参考にしながらチェックしてみて下さい。
1)エントランス~ロビー
エントランスは広くて非常に落ち着いた雰囲気。

建物は京都ということもあり、和モダンを意識した造りですね。

体温チェック後、ロビーでチェックイン。
ロビーは大きくはないですが、ゆったりとできる空間になっていました。



チェックイン時にはウェルカムドリンクのお茶と和菓子のサービス。

和菓子はわらび餅で、ホテルのレストランで作っているとのこと。
子供たちにはジュースを用意してくれました。
2)ティーハウス
ティーハウスはロビーの向かい側にある施設。

その名の通り、お茶ができるスペース。

いわゆるラウンジ的な空間で、庭を眺めながらゆったりまったりできます。

宿泊者全員が利用できますが、17:00~18:30のカクテルタイムは、一部の宿泊者限定。
最上階のプレミアフロアに宿泊すればカクテルタイムも利用できます。
我が家は残念ながらプレミアフロアでなかったので、利用できませんでした。
3)お庭
ロビー棟から宿泊棟には日本庭園を眺めながら行けます。




周りの景色にうまく融合していて、とてもいい雰囲気でした。
夜もライトアップされてさらによかったです。

3.ROKU KYOTO サーマルプール
ROKU KYOTO最大のウリであるサーマルプールについて詳しく紹介していきます。
1)サーマルプールって何?
サーマルプールは天然温泉を使った温水プール。
ROKU KYOTOでは屋外にあります。

同じ京都市内にあるHOTEL THE MITSUI KYOTOにもサーマルプールがありますがそちらは屋内。
10月に訪問したので少し寒かったですが、中に入れば温かいので全然問題なし。
気温に合わせて水温を調整しているようなので1年中利用できます。
でも冬場はちょっと寒すぎるかもしれません。
2)サーマルプールは無料なの?
サーマルプールは宿泊者であれば無料で利用できます。
ただ、4歳未満のお子さんは利用不可。
もちろんプールサイドでの見学はOK。

3)サーマルプールの営業時間は?
営業時間は8:00~21:00なのでナイトプールも楽しめます。
子連れの場合は10:00~17:00。
子連れOKの時間帯は、子連れ客がかなり多いので、ゆっくり過ごしたい方はこの時間はさけたほうがいいと思います。
サーマルプールの混雑具合は各部屋のテレビでチェックできます。

定員は20名なので、時間によっては利用できないかもしれません。
我が家が訪問した時はコロナの影響もあり、1時間毎の事前予約制でした。
4)サーマルプールでは何を準備すればいい?
水着だけ用意しておけばOK。
ただ、水着はなくてもレンタルできるようです。
スイミングキャップの着用は必要なかったです。
更衣室にはビーチサンダルやお水も置いてくれています。


バスタオルも更衣室とプールサイドに用意してくれているので持って行かなくてOK。
5)サーマルプールの雰囲気は?
プールの長さは25mで、深さは1.2m。

ビーチサイド側から階段状になっていて浅いので、子供でも浮き輪なしでも遊べます。
浮き輪やビートバンも置いてくれています。


周りは庭や樹々に囲まれているので外部の目も気になりません。

プールサイド以外の休憩スペースもありました。


自然に囲まれたプールなので、とても贅沢な気分にさせてくれます。
大人も子供も楽しめるのでとてもオススメです。
ROKU KYOTOに宿泊の際は是非利用してみて下さい。
4.ROKU KYOTO デラックスルーム ツイン
今回宿泊したのはデラックスルーム ツイン。
ROKU KYOTOのスタンダードな部屋です。
子連れは未就学児までは無料で添い寝がOKです。
ここからはお部屋の紹介をしていきます。
以下のYouTubeも参考にしながらチェックしてみて下さい。
1)デラックスルーム ツイン
デラックスルーム ツインの部屋の広さは50平米。
体感としてはそれほど広さは感じませんでした。


窓際には固めのソファーがあり、窓からはホテルの庭や山が見えます。

トイレは手洗いもついてます。

洗面台は二つ。

最近の新しいホテルは2つの洗面台がスタンダードになっている気がします。
お風呂はかなり広々した感じ。

ただ、これと言って特徴のないお風呂でした。
部屋も全体的にごくごく一般的な感じで、特にスペシャル感は無かったです。
2)アメニティ
続いてアメニティ。
- シャンプー・リンス
- ボディソープ
- タオル・バスタオル
- ボディタオル・スポンジ
- ハミガキセット
- くし・ブラシ
- シャワーキャップ
- ドライヤー
- 髭剃り
- シェービングフォーム
- 入浴剤
- ナイトウェア
- バスローブ
- スリッパ
緑で統一されたアメニティでオシャレな感じです。


コップやハンドソープの入れ物も和を意識していて、これもまたオシャレ。
子供用にもスポンジ・歯磨きセット・子供用ジェル石鹸を置いてくれています。

タオルはすべて今治タオル。

歯ブラシは木製で、ヘッドが大きいので個人的にはあまり好きではないタイプでした。

良かったのがバスローブ。
普通のバスローブはタオル地でゴアゴアしていますが、ROKUのバスローブは滑らかな肌触りでとても気持ちがよかったです。

しかも温かいので、サーマルプールでも使えます。
パジャマは上下別のタイプ。

お願いすれば子供用のパジャマも用意してくれます。

スリッパも大人用・子供用ともあります。

館内用の草履は大人用のみ。

歩いていると足が痛くなるので、草履はいまいち。
ミニバーは水以外有料。

料金表などは部屋に置いていなくて、すべてテレビで確認できるようになっています。
ただ、テレビを見ていると料金の確認ができないので、料金表は置いておいてもらったほうがいいと思いました。
5.ROKU KYOTO 朝食
朝食会場は「TENJIN」というホテル内のレストラン。
レストランと朝食メニューをご紹介していきます。
1)朝食レストラン「TENJIN」
レストランはテーブル席、カウンター席、テラス席があります。
シンプルな作りですが、何かゴージャス感が漂う雰囲気。



テラス席と店内の間には、半テラス席があります。

外ではないので気温の心配もないですし、外の雰囲気も味わえます。
半テラスは2名席のようなので、4人家族の我が家は店内の席に。
小さいお子さん用には子供椅子もあります。

とても雰囲気がよかったので朝食への期待が高まりまるレストランです。
2)朝食メニュー
朝食メニューはハーフビュッフェスタイル。
メインを1品選んで、それ以外はビュッフェカウンターから好きなものを好きなだけ食べてOK。
メインメニューはこちらの6種類。
- オムレツ(プレーン、チーズ、ほうれん草、トマト)
- エッグベネディクト(スモークサーモン又はジャンボンブラン)
- フライドエッグ or スクランブルエッグ or ボイルドエッグ
- モーニングリブステーキ(季節の温野菜) +1,265円
- ベジタリアンステーキ(季節の温野菜、豆腐ステーキ)
- ジャパニーズプレート(焼魚、厚焼き玉子、漬物、みそ汁、ご飯)
我が家は卵料理が大好きなので、オムレツとエッグベネディクトを注文。


和食以外のメニューではパンも付きます。

パンの横のスティック状のものはバター。
バターもオシャレです。
ビュッフェカウンターはこんな感じです。



ビュッフェカウンターはこじんまりして種類は少ないですが、1つ1つがいいものを使っている印象。

種類的に物足りなさはあるものの、料理は美味しかったです。
6.その他(アクティビティ・ホスピタリティ)
1)アクティビティ
京都のホテルはアクティビティが充実しているホテルが多く、楽しみにしている方も多いと思います。
ROKUでもアクティビティはありますが、値段はとんでもないない高さ。
我が家は全く手が出ませんでしたが、参考までにお値段表は記載しておきます。
アクティビティ | 料金(1名の料金) | 所要時間 |
---|---|---|
和紙作り | 20,000円~(1名) | 2時間 |
茶道体験 | 要確認 | 2時間 |
陶芸体験 | 要確認 | 2時間 |
金継体験 | 20,000円~(1名) | 2時間 |
湯葉引き体験 | 20,000円~(1名) | 3時間 |
八十八か所巡り | 40,000円~(1名) | 4時間 |
ちなみにSPAでは、水曜日と金曜日にモーニングヨガを無料でできるので、平日2日のみですが、興味があれば申し込んでみて下さい。

2)ホスピタリティ
オープンしたてということもあり、まだまだスタッフさんは慣れていないようでした。
お願いしていた子供用のパジャマの用意がなかったり、電話してもなかなか出てもらえなかったり。
ただ、慣れない中でも一生懸命こちらの要望に対応頂きました。
近くの美味しいパン屋さん「クロア」への行き方を聞いたら、少し分かりづらいため、途中まで一緒に来てくれて丁寧に案内してくれるというホスピタリティ。
まだまだ若いホテルなのでこれからの成長を期待したいです。
7.予約・料金
今回の予約はいつも愛用の一休.com。
じゃらんや楽天トラベルでは掲載がなく、主要予約サイトで予約できる一休.comだけです。
さすが一休はラグジュアリーホテルに強いですね。
Hotels.comでも予約はできますが、一休よりも価格は数千円以上高い水準。
時期にもよると思いますが、比較しながら予約をしましょう。
我が家は一休.comのキャンペーンを利用して予約できたのでHotels.comの金額よりも3万円以上安く予約できました。
今回の宿泊料は以下の通りです。

添い寝のため子供料金は発生していません。
通常、土日であれば大人2名で13万円くらいかかりますが、キャンペーンで10万円くらいまで下がるといいタイミングだと思います。
8.まとめ
最後によかった点と悪かった点をまとめておきます。
- 自然豊かなラグジュアリー感は最高
- サーマルプールは老若男女問わずオススメ
- 電車でのアクセスは不便
- アクティビティの料金が高い
- サービス面は改善余地あり、今後に期待
ホテルの箱自体はラグジュアリーですが、サービス面はまだまだこれから。
京都でも比較的新しいHOTEL THE MITSUI KYOTOやふふ京都に比べてもサービス面は劣っている印象です。
個人的には同じようにサーマルプールがある京都のホテルでは、HOTEL THE MITSUI KYOTOがオススメ。
ROKU KYOTOには今後に期待したいと思います。
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