淡路島の洲本市にある「海のホテル 島花」。
このホテルには別館として1日5組限定のレジデンスヴィラがあります。
リゾート地の別荘のような高級感漂うレジデンスヴィラ。
このブログでは子連れ家族の宿泊体験をもとに、「海のホテル島花 レジデンスヴィラ」の口コミを紹介します。
これから宿泊を考えている方の参考になれば嬉しいです。
この記事の目次
1.海のホテル 島花 レジデンスヴィラの紹介
1)海のホテル 島花 レジデンスヴィラの紹介
「海のホテル 島花 レジデンスヴィラ」は、関西では有名なホテルニューアワジグループのホテル1つ。
関西の方は「ほてるにゅ~うあ~わ~じぃ~」というCMを一度は聞いたことがあるのではないかと思います。
レジデンスヴィラの近隣は、まさにホテルニューアワジ帝国と言っても過言ではないくらい、ホテルニューアワジグループのホテルが集まっています。
ざっとこんな感じ。
ちなみに、「夢泉景別荘 天原」は、ミシュラン最上級評価の5レッドパビリオン(5つ星★★★★★+)を獲得した兵庫県の2つの旅館のうちの1つ。
ホテルニューアワジ・淡路夢泉景も4つ星評価を獲得しており、グループ全体でとても高い評価。
レジデンスヴィラは、2019年12月に開業したので比較的新しい施設です。
もともと企業の保養所として利用されていた施設をニューアワジグループが買い取り、ホテルとしてリニューアル。
企業の保養所だったのでリゾート地の別荘のような雰囲気があり、他の系列ホテルとは全く異なる趣。
温泉リゾートは他のホテル、別荘リゾートはレジデンスヴィラという感じで、お客さんの幅広い需要にこたえられるように施設を用意しています。
また、各宿泊施設の利用客は系列ホテルの温泉が利用できる湯めぐりサービスがあります。
2)アクセス
レジデンスヴィラがあるのは兵庫県洲本市。
洲本市は淡路島の中部エリアに位置しており、淡路島で一番栄えたエリア。
すでにご紹介の通りホテルニューアワジ系列のホテルをはじめ、淡路島の有名どころのホテルが集まった観光の中心地。
このエリアでは、洲本温泉と古茂江温泉の2つの温泉があり、各ホテルではそれらの温泉が楽しめます。
電車などの公共交通機関は無いので、基本的にアクセスは車。
ホテル到着時、まず受付のために海のホテル 島花の本館の駐車場にとめます。
本館からレジデンスヴィラまでは車で2分程度の場所にあるので、レジデンスヴィラまでの移動手段を3つのうちから選択。
- 自分の車
- 送迎の車
- ボート
我が家は一番面白そうなボート移動をお願いしました。
本館裏手の船着場からボートが出ているので、それに乗ってレジデンスヴィラまで移動。
ボートでレジデンスヴィラに移動すると、ヴィラ側の船着場でお迎えしてくれます。
ちなみに我が家が宿泊したのは1月だったので、ボートはものすごく寒かったです。
面白い体験でしたが、1回乗って満足したので、その後は送迎の車を利用しました。
自分の車はそのまま本館の駐車場に置いていてもOKですし、本館までボートや送迎の車で戻ってレジデンスヴィラまで移動させるのもOK。
送迎をお願いすると5分~10分くらいは待つ必要があります。
系列ホテルの温泉やレストランの利用の際に、いちいち送迎やボートをお願いするのが面倒な方は車を移動させておいたほうがいいと思います。
レジデンスヴィラには、広くはないですが7~8台程度の駐車スペースはあります。
ボートは17:00までしか利用できないので、それ以降は送迎の車か自分の車での移動になります。
2.施設紹介
レジデンスヴィラには2棟の建物があります。
1つはガーデンヴィラ棟、もう一つはグランヴィラ棟。
ガーデンヴィラ棟には4室、グランヴィラ棟には1室あり、今回ガーデンヴィラ棟の「専有露天風呂付和洋室D」に宿泊。
それでは各施設について詳しく解説していきます。
1)ガーデンヴィラの施設紹介
ガーデンヴィラは有名な建築家の丹下健三に設計された別荘を引き継ぎリノベーション。
素人なので丹下健三感は全く分かりませんでしたが、きれいにリノベされているのでとてもいい雰囲気。
建物は2階建てで、1階に2部屋、2階に2部屋。
各棟にはそれぞれラウンジがあり、このガーデンヴィラは1階にあります。
置いてあるのはコーヒーとジュース、ワイン、ちょっとしたお菓子程度で、ホテルのラウンジをイメージしているとちょっとがっかりします。
ただ、他のお客さんも少ないため、ゆったり過ごせました。
2)グランヴィラの施設紹介
グランヴィラ棟に宿泊可能なのは1組のみ。
ベッドルームが4つ、定員8名と、大勢で宿泊できるため、人気のお部屋。
そのため、土日祝日はほとんど予約が取れません。
エントランスを入るとすぐにラウンジがあり、アメリカの豪邸のような雰囲気。
目の前にはプールも広がっていてラグジュアリー感がすごい!
グランヴィラ棟のラウンジはガーデンヴィラの宿泊者も利用可能。
ラウンジ内のドリンクやお菓子の内容はガーデンヴィラと同じですが、優雅な気分でラウンジを楽しむ場合は、断然グランヴィラ棟のラウンジがオススメ。
ちなみに朝食はグランヴィラのラウンジでとります。
またグランヴィラには館内で利用できる無料のレンタルグッズが多数あります。
ざっとこんな感じ。
お子様グッズはこちら。
赤ちゃん連れのお客さんも安心して宿泊できるようにアイテムが充実しており、サービスが行き届いていました。
夜のムーディなラウンジの様子はこちらの動画もチェックしてみて下さい。
3)専有露天風呂付和洋室D
今回宿泊したのはガーデンヴィラの和洋室D。
ガーデンヴィラの2階にあるお部屋です。
すべての客室の中で一番小さい部屋で大きさは83㎡。
大人は4名宿泊可能で、添い寝の子供は2名までOK。
大人3名以上の場合、チェックイン時にあらかじめ布団が用意されています。
外にはバルコニーとお風呂。
洗面所の隣にはシャワーブースがあるので、体はシャワーブースで洗えます。
シャワーブースからは、隠し通路を通ってお風呂へ。
冬は凍えますので注意してください(笑)
部屋の様子はこちらの動画も参考にしてみてください。
4)アメニティ
室内のアメニティはごくごく一般的な内容。
ただ、グランヴィラ棟に無料でいろいろなアイテムを貸出してくれるので、全体的には充実しています。
ちなみに、添い寝の子供には浴衣やパジャマは置いていません。
今回6歳の娘に浴衣をお願いしましたが、別途660円の請求発生。
子供用のお風呂セット(含む歯ブラシ)は置いてくれていました。
レジデンスなのでキッチンもあり、自分で料理することもできます。
今回我が家は、海のホテル島花の本館のレストランで夕食を食べたので、キッチンは利用していませんが、キッチン用品も充実。
お部屋でゆっくり過ごす場合は、室内での料理もいいと思います。
3.温泉巡り
レジデンスヴィラに宿泊するとホテルニューアワジ系列ホテルの温泉が利用できます。
これが本当に素晴らしいサービスで、家族全員大満足!
簡単に解説していきます。
1)利用できる温泉
レジデンスヴィラに宿泊した場合に利用できる温泉施設は以下の通り。
各ホテルへはレジデンスヴィラから無料で送迎してくれます。
今回利用したのは、ホテルニューアワジの「淡路棚田の湯」、「くにうみの湯」と淡路夢泉景の「天宮の雫」。
洲本温泉と古茂江温泉のどちらも楽しめました。
面白かったのが淡路棚田の湯。
棚田のように段々になっていたり、洞窟的なスペースがあり、子供も楽しんでいました。
どの温泉にも湯上りスペースがあったり、赤ちゃん連れでも大丈夫なようにベビーベッドがあったりと、設備は完璧!
ちなみに、ホテルニューアワジと淡路夢泉景は連絡通路でつながっているので、一気に湯巡りしたい場合は便利。
レジデンスヴィラ宿泊時は是非とも利用してみて下さい!
2)キッズスペース&ゲームセンター
湯上り後は、子供たちの楽しい時間。
ホテルニューアワジにはキッズスペースとゲームセンターがあります。
キッズスペースはまあまあショボいですが、我が家の子供たちは結構遊んでしました。
ゲームセンターは大人も子供も楽しめます。
大人はもちろん、子供達も楽しめる施設が充実しており、さすがホテルニューアワジ!
4.朝食
レジデンスヴィラの口コミで最も評価が低いのが朝食。
ホテルニューアワジ系列なので、どうしても豪華な朝食ビュッフェをイメージしていると、たしかにガッカリします。
朝食会場はグランヴィラ棟のラウンジ。
内容的には洋食で、軽食程度の朝食。
種類もそれほど多くないので、一通り全部食べることもできます。
出来上がりはこんな感じ。
味もごくごく普通の味。
レジデンスというコンセプトなので、基本的に食事でおもてなしするという考えではありません。
朝食には期待せず、サービスで軽食を置いてくれていると考えれば、それほどガッカリ感はないと思います。
また、他のお客さんも少ないので、グランヴィラ棟のラウンジのラグジュアリー感の中で、ゆったりと過ごせました。
5.ホスピタリティ
ホテルニューアワジ系列ということで、サービス面は素晴らしかった!
お客さんからの声をサービスにちゃんと取り入れているため、痒いところに手が届いています。
レジデンスヴィラには、18時以降スタッフの方はいなくなり、本館に移動してしまうのですが、何かあればすぐに連絡ができるようになっています。
今回、別の宿泊者が部屋で焼肉?を調理していたようで、その匂いが換気口をつたってうちの部屋に入ってきてしまい、焼肉臭が部屋に充満。
そもそも別の部屋の匂いが入ってきてしまう建物の造り自体がどうかと思いますが、そのことをスタッフの方に伝えるとすぐに脱臭マシーンを持ってきて対応してくれました。
湯巡りをしている間に匂いも取ってもらえたので、部屋に帰ってきたときにはすっかり匂いは無くなっていました。
またグループの施設利用時にも各ホテル素晴らしい対応してもらえたので、サービスは大満足でした。
6.予約・料金
1)予約
今回の予約はいつも愛用の一休.com。
他の予約サイトでも予約可能なのでそれぞれ料金をチェックしながら予約しましょう。
≪予約可能なサイト≫
一休.comでの予約はこちらから>> じゃらんでの予約はこちらから>>記事投稿時点で最も安いサイトは「一休.com」。
一休と楽天は同じ料金ですが、一休は2~5%の現金値引きをしてくれているのでオススメ。
2)料金
今回の宿泊料は以下の通りです。
土日であれば、10万円ちかくの料金になりますが、平日だったので約6万円。
大人4人、子供2人で6万円であればかなりリーズナブル。
夕食はつかないですが、とてもコスパのいい宿泊でした。
7.周辺の遊びスポット
周辺の遊びスポットについてもご紹介します。
チェックイン前や、チェックアウト後に立ち寄って遊ぶのにオススメです。
1)イングランドの丘
いちご狩りや乗馬体験、動物園、アトラクションなどさまざまな体験ができる複合施設。
かなり老朽化もしていますが、淡路島の南部エリアでは一番の遊びスポット。
海のホテル島花 レジデンスヴィラから車で30分程度ですので、興味があれば立ち寄ってみて下さい。
イングランドの丘の詳細はこちらを参考にしてみて下さい。
2)淡路島牧場
淡路島牧場はイングランドの丘すぐ近く。
乳しぼりやバターづくりなどの牧場体験ができ、大人も子供も楽しめます。
淡路島牧場についての詳細はこちらの記事を参考にしてみて下さい。
8.まとめ
最後によかった点と悪かった点をまとめておきます。
レジデンスヴィラというコンセプトのため、食事に関してはそれほど力を入れていません。
レジデンス系のホテルに泊まるということはそういうことだと理解していれば、満足できること間違いなし!
とても素晴らしいホテルでしたので、興味があれば是非とも宿泊してみて下さい。
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