広島県福山市にある複合レジャー施設「みろくの里」。
昔ながらの遊園地ですが、昭和ノスタルジーを味わえる施設「いつか来た道」がオススメ。
大人は昔懐かしい感覚、子供は新しい体験を味わえます。
このブログでは子連れ家族のみろくの里の口コミを紹介します。
この記事の目次
1.みろくの里ってどんなところ?
1)みろくの里ってどんなところ?
みろくの里は広島県で唯一の遊園地を備えた複合レジャー施設。
園内には、遊園地やプール、昭和30年代を体験できる施設「いつか来た道」などがあります。
以前は温泉や宿泊施設もあったようですが、現在は営業休止。
また、「座頭市」や「あずみ」、「龍馬伝」などの有名な映画やドラマの撮影にも使われてます。
開業から30年以上たっている地方の遊園地なので、設備もかなり老朽化しています。
11月で寒くなってきているとはいえ、土曜日の比較的暖かな日に訪問しましたが、なかなかの空き具合。
いまいち感が漂う遊園地に来ると、逆にどうやって楽しんでやろうかとワクワクしてきます。
2)アクセス
みろくの里は広島県福山市にあります。
周辺には電車は走っていないので、基本的にアクセスは車。
土日祝日は福山駅から直行便のバスが出ています。
車の場合、広大な無料駐車場があるので安心。
不便な場所で、周辺にも観光スポットが無いので、県外からのお客さんにはちょっと利用しにくい施設です。
我が家は「ベラビスタ スパ&マリーナ尾道」という中国地方No1のホテルに宿泊した際に利用しました。
ベラビスタ尾道からは車で15分以内なので、アクセスがとてもいいです。
ベラビスタ尾道を利用される方は、チェックイン前に立ち寄るのもいいと思います。
3)料金
みろくの里の料金表はこちら。
入園券を買って遊ぶアトラクション毎にお金を払うパターンと、フリーパスで乗り放題にするパターンの2種類から選べます。
入園券のみの場合、アトラクション毎の料金は異なります。
アトラクション毎での支払いはチェット制。
アトラクションによってそれぞれ必要になる金額が変わります。
11枚で1000円という回数券もあり、若干お得にチケットを買うことができます。
大人は入園料のみでこどもはフリーパスというのもできますが、子供が小学生未満だと乗れないアトラクションも多いので、結局大人も個別にチケットを買うことになります。
小学生未満の場合は、入園料のみで回数券でお得に済ませるのがいいと思います。
小学生以上の場合は、子供ががっつり遊園地で遊びたいのであれば、大人入園券のみ、子供はフリーパスでもアリでしょう。
2.みろくの里は「いつか来た道」がオススメ
みろくの里の最大の魅力は、昭和30年代を体験できる「いつか来た道」。
昭和の街並みや駄菓子屋、縁日など、大人にとっては昔懐かしく、子供にとっては目新しさを感じられる施設です。
みろくの里全体が昭和感を漂わせているので、「いつか来た道」の古さとうまくマッチ。
みろくの里のオススメポイントを詳しく紹介していきます。
1)昭和ノスタルジー
いつか来た道を入るとすぐに昭和30年代の雰囲気漂う建物や街並みが現れます。
昭和30年代の雰囲気と言っても、私も生まれていないので正直よくわかりませんが、昭和30年代の時代設定で最も有名な映画は「となりのトトロ」。
隣のトトロに出てくる小学校の教室のような雰囲気も楽しめます。
特に何か遊ぶものがあるわけではないですが、昭和30年代にタイムスリップして、写真をパシャパシャ。
インスタ映えに良いスポットです。
2)大人も子供も楽しい駄菓子屋さん
昭和の街並みを抜けると、そこには駄菓子屋さんがあります。
昔ながらの駄菓子屋の店内には、所狭しと駄菓子が並んでいます。
駄菓子屋さんが最近ブームなので、この駄菓子屋さんも人がごった返していました。
お菓子は、最近のものもあれば、昔ながらのお菓子もあるので、子供はもちろん大人も童心にかえります。
駄菓子なのでいっぱい買っても大した金額にならず、満足度も高いです。
3)大人気「お祭り広場」
駄菓子屋を抜けるとお祭り広場という縁日的なものがあります。
お祭り広場ではいろいろなお祭り遊びがあります。
ボールすくい、ボール入れ、輪投げなどなど。
景品も用意されているので、子供達は夢中になります。
例えば、ボールすくいは、すくった個数で景品が変わるシステム。
大した景品ではないですが、そのゲーム性が楽しいので子供達にはたまりません。
コロナでお祭りになかなかいけないので、こういった施設はとてもうれしいですね。
3.みろくの里の遊園地はいまいち?
1)みろくの里の遊園地の口コミ
結論からいうと、みろくの里の遊園地はいまいち。
理由は以下の3つ。
- 特徴的なアトラクションがない
- やってないアトラクションが多い
- 設備の古さが目立つ
1つ1つ解説していきます。
①特徴的なアトラクションがない
遊園地と言えば、ジェットコースターが人気。
みろくの里にもジェットコースターがありますが、待ち時間なしで乗れます。
特徴がなく、ごくごく普通のジェットコースター。
ディズニーランドやUSJのアトラクションに慣れた我々にはちょっと物足りないんでしょう。
それ以外の乗り物もザ・昭和の遊園地という感じ。
待ち時間なしで乗れるので、待つストレスはなくていいかもしれませんが、
②休止中のアトラクションが多い
そもそもアトラクション自体が多くないにもかかわらず、休止中のアトラクションが多い。
訪問した日は、3つのアトラクションが中止になっていました。
なかなかメンテも大変なのでしょうが、稼働していないアトラクションが多いと物悲しさを感じます。
③設備が古さが目立つ
そもそも30年以上も営業しているので設備が古いのはしょうがない。
でも設備が古いので、壊れないかなといった心配をしてしまいます。
観覧車に息子と一緒に乗った妻は、ただただ壊れないことを祈りながら観覧車に乗っていたそうです。
2)人気のアトラクション
そんな遊園地でも人気のアトラクションもありますので、ご紹介しておきます。
①ゴーカート
ゴーカートはみろくの里でもっとも長い列ができるアトラクション。
娘と一緒に乗った際には約20分待ちました。
他のアトラクションが待ち時間なしで乗れることを考えるとかなりの人気っぷり。
でも、内容はごくごく普通のゴーカート。
コースを一周回って終わりなので、まあこんなもんかといった感じ。
②ガーデンゴルフ
ガーデンゴルフは実際にやりませんでしたが、ゴーカートの次くらいに人が大勢いました。
変わり種のコースを回るパターゴルフで、大人も子供も楽しめます。
ゲーム性もあるので結構盛り上がると思います。
4.口コミまとめ
最後にみろくの里の我が家の口コミをまとめてみました。
- みろくの里は「いつか来た道」を堪能すべし
- 特に駄菓子屋、お祭り広場は子供たちの満足度高い
- 遊園地のアトラクションはいたって普通
- ガーデンゴルフは結構盛り上がりそう
遊園地のクオリティは、都心部の遊園地に比べるとかなり低い。
一方で、「いつか来た道」はみろくの里だけで味わえる世界。
なぜ、昭和30年代なのかはよく分からないですが、他のレジャー施設にはない特徴が「いつか来た道」にはあります。
みろくの里を利用する際には、是非「いつか来た道」を堪能してみて下さい。
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